「UVレジン液（ハード）はどこで買える？」「100均と手芸店では品質はどれくらい違う？」「黄変しにくいおすすめは？」という疑問に答えるため、実店舗・通販の販売店、価格相場、選び方、用途別おすすめ、口コミ、注意点までを整理しました。初めてでも失敗しにくいレジン選びができるよう、重要ポイントをコンパクトにまとめています。
主な購入先：100均（練習向け）／手芸店（品質高・種類豊富）／ハンズ・ロフト（主要店舗中心で一部取扱い）／ホームセンター（クラフト売場）／通販（Amazon・楽天：種類最多・在庫安定）
選び方の基本：作品用は手芸店 or 通販のブランド品、練習用は100均。黄変耐性・粘度・収縮率・波長対応を必ず確認。
UVレジン液（ハード）が買える実店舗
100均（ダイソー・セリア・キャンドゥ）：小容量で安価。練習やテストに最適。硬化後の透明感・黄変耐性・収縮感は製品によって差が出やすい傾向があります。
手芸店（ユザワヤ／クラフトハート トーカイなど）：PADICO、清原などのレジンブランドが揃い、黄変耐性・粘度・対応波長を比較しながら選べます。作品づくりを重視する人に最適。
東急ハンズ・ロフト：中容量製品が中心で、道具（モールド・着色剤・研磨材）も同時に揃うのが利点。ただし店舗によって取扱い差が大きいため、目的の銘柄がある場合は事前確認がおすすめ。
ホームセンター（カインズ・コーナン・ビバホームなど）：クラフト売場に一部製品を置く店舗があります。副資材が充実している店舗も多いですが、DIY向け樹脂や接着剤と混同しないよう注意が必要です。
UVレジン液（ハード）を通販で買う方法
Amazonと楽天市場は容量・ブランド・粘度・対応波長などの比較が簡単で、大容量ほど単価を抑えやすいのが特徴です。レビュー母数が多く、仕上がりの傾向も把握できます。
Amazonで買えるUVレジン液（ハード）
扱いやすい小〜中容量。封入作品や小物製作に向き、最初の導入にちょうど良いサイズです。
楽天市場で買えるUVレジン液（ハード）
LEDライト対応の大容量タイプが多く、ポイント還元やまとめ買いで価格を抑えやすい点が魅力です。
価格相場の目安
相場：5〜10g＝300〜600円／25g前後＝800〜1,500円／100g前後＝2,000〜3,500円／大容量（200〜500g）＝3,500〜7,000円
機能（低黄変・低臭・低収縮・LED特化）が増えるほど単価は上がる傾向。セール時は通販が有利です。
UVレジン液（ハード）の選び方
- 黄変耐性：「低黄変」「耐候」などの表記がある製品を選ぶと透明感が長持ちします。
- 収縮率：低収縮タイプは反りや歪みを抑えやすく、厚みのある作品で重要。
- 粘度：低粘度＝気泡抜けが良く流動性高め／中〜高粘度＝盛り・コーティング向き。
- 対応波長：UV-LED（365〜405nm）対応だと家庭用ライトで硬化が安定します。
- におい：「低臭」表記は室内作業向き。換気は必ず行うこと。
用途別おすすめ（ハード）
目的から逆算すると失敗が減ります。H3直下のリンクから用途に合ったタイプを探しやすくしています。
【透明感重視】低黄変・高透明タイプ（25g〜）
アクセサリー・封入作品など透明感を重視する用途に最適。研磨後のクリアさも出やすいです。
【コスパ重視】100gクラスのLED対応ハード
モールド量産、コーティング反復など大量に使う人向け。単価が下がる容量帯です。
【盛り・コート】中〜高粘度で垂れにくいタイプ
ドーム盛りや表面コーティングがしやすく、縁から流れにくい粘度設計です。
UVライトの選び方（相性が重要）
- 波長：365／395／405nmなど。レジン側の対応波長を必ず確認。
- 出力：36W前後が家庭用の定番。出力が高いほど速いが、厚盛り作品は分割硬化が安全。
- 照射方法：厚みがある作品は薄く流して重ね硬化すると失敗しにくいです。
口コミ・評判（要約）
実際に使った人の声を整理しています。
良い口コミ
悪い口コミ
販売チャネル比較
| 販売チャネル | 特徴 | 価格帯 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 100均 | 最安。小容量で練習向け。品質差が出やすい。 | 300〜600円（5〜10g） | ★★★☆☆ |
| 手芸店 | ブランド多数。波長・粘度の比較がしやすい。 | 800〜3,500円（25〜100g） | ★★★★★ |
| ハンズ・ロフト | 主要店舗中心・品揃えは店舗差あり。 | 800〜3,500円 | ★★★★☆ |
| 通販（Amazon・楽天） | 種類最多・在庫安定。大容量で単価が下がる。 | 800〜7,000円 | ★★★★★ |
安全・取り扱いの注意
・換気必須：硬化前後はにおいと刺激があるため、窓開け＋送風で作業。
・皮膚付着NG：未硬化樹脂は刺激が強い。手袋・保護シートを使用。付いたらすぐ拭いて石けんで洗う。
・厚盛り禁止：一度に厚く流すと発熱・収縮で反り/ひび割れが起きやすい。薄層で重ね硬化。
・保管方法：直射日光と高温を避けて密閉。ノズル先端は硬化させてから除去。
・黄変対策：低黄変タイプを選び、作品は直射日光を避けて保管。
・ライト適合：レジン液の表示と同じ波長のライトを使うこと。
よくある失敗と対策
- 気泡が抜けない：低粘度を選ぶ／温めた爪楊枝でつつく／表面を軽くアルコールミスト。
- 表面がベタつく：照射不足 or 波長不一致。照射時間延長、IPA拭き取り、トップコートで仕上げ。
- 反り・ひび割れ：厚盛りを避け、薄層多層で硬化。
- 黄変：低黄変タイプ＋直射回避。仕上げにUVカットクリアを重ねる方法もあり。
まとめ
UVレジン液（ハード）は、品質重視なら手芸店や通販のブランド品、練習は100均を使い分けると効率的です。黄変耐性・粘度・収縮率・対応波長を確認し、薄層多層＋換気で失敗を減らせます。まずは25gで相性を確かめ、慣れてきたら100g以上でコスパを高めるのがおすすめです。
コメント