「クレープペーパー(クレープ紙/フローラルテープ)はどこで買える?」「100均と手芸店で何が違う?」「造花の茎巻きとペーパーフラワー用って別物?」そんな疑問にまとめて答えます。本記事は、“両方型”=茎巻きに使うフローラルテープと、花びらや装飾に使うペーパーフラワー用クレープ紙の2種類を同時にカバー。販売店、価格相場、選び方、口コミ、注意点に加え、基本の巻き方・花びら成形の手順まで解説します。
手早く買うなら:近所の100均(ダイソー・セリア)と手芸店(ユザワヤ・トーカイ)。種類と在庫の安定は通販(Amazon・楽天)が最有力。
まず押さえる違い:茎巻き用はフローラルテープ(軽く伸ばすと粘着が出るテープ)。花びら・装飾はクレープ紙(しわ+伸縮の紙)。用途が異なるため、目的に合わせて選べば迷いません。
クレープペーパー(フローラルテープ/クレープ紙)はどこで売ってる?
クレープ系資材は実店舗・通販どちらでも入手可能ですが、品揃えや在庫はチャネルで差があります。
100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ)
造花・クラフトコーナーに小巻のフローラルテープや少量パックのクレープ紙が置かれています。色数は店舗規模に依存。まず試したいときや、急ぎの補充に便利です。
手芸店(ユザワヤ・クラフトハート トーカイ など)
色数・厚み・幅のバリエーションが豊富。グリーン各色のフローラルテープ、花びら用の濃淡カラー、大判サイズが揃いやすく、作品づくりを本格化するなら手芸店が鉄板です。
ホームセンター(カインズ・コーナン・DCM 等)
園芸・クラフト売り場にフローラルテープやワイヤーがある場合があります。頻度は店舗次第ですが、まとめ買い向きのロールや関連ツールが見つかることも。
通販(Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング)
色・厚さ・幅・サイズの選択肢が圧倒的。まとめ買いや多色アソート、厚手(重厚作品向け)など、実店舗で探しづらい仕様も見つかります。レビュー比較で失敗しづらいのも利点。
Amazonで買えるクレープペーパー
全長2.5mなので大きなものでもラッピングできます!
楽天市場で買えるクレープペーパー
3タイプから選べる クレープ ペーパーです。
クレープペーパーの種類|フローラルテープとクレープ紙の違い
同じ“クレープ(しわ)”でも、構造と使い道が異なります。ここを押さえると迷いません。
フローラルテープ(茎巻き用)
・細長いテープ形状。軽く引き伸ばすと粘着が立ち上がる仕様。
・造花のワイヤー茎や枝を包む/花材の合流部を目立たせない。
・定番色:グリーン系(ライト~ダーク)、ブラウン、ホワイトなど。
クレープ紙(ペーパーフラワー用)
・しわ加工の紙シート。伸縮性があり、花びらの丸みや波打ちを作りやすい。
・カラーバリエーションが豊富。
・薄手(60g級)~しっかり厚手(120~140g級)など、質感で仕上がりが変わる。
クレープペーパーの価格相場
枚数・サイズ・厚み・カラー数で価格は変動します。目安は次の通り。
100均:110円(少量・小巻・基本色)
手芸店:300〜700円(単色大判/多色小分け)
ホームセンター:300〜800円(テープ・ロール・関連資材と合わせ買い)
通販:500〜1,800円(多色アソート/厚手大判/まとめ買い)
※厚手や特殊色、ブランド指定(例:イタリア製のしっかり伸びるクレープ紙)は相場が上がります。
用途別おすすめ(フローラルテープ/クレープ紙)
「茎を巻く」「花びらを作る」「大きめ作品を作る」など、目的別に選ぶのが最短です。
【造花の茎巻きに】フローラルテープ 定番グリーン 3本セット
軽く伸ばすだけで粘着が立ち上がり、ワイヤーや枝部の処理が簡単。濃淡グリーンのセットなら花材に合わせやすく、初めてでも失敗しにくい定番です。
【ペーパーフラワーに】クレープ紙 多色アソート(大判)
花びら用のやわらかいクレープ紙。多色パックなら配色の幅が広がり、ブーケや壁面装飾にも対応しやすいです。
【大きめ・しっかり作品に】厚手クレープ紙(重厚タイプ)
しっかり厚手で形状保持が得意。ボリュームのある花、立体的な飾り、衣装小物などに向いています。少し硬めなのでハサミはよく切れるものを。
基本の作り方(フローラルテープ&クレープ紙|写真なしで分かる手順)
ここでは両方をバランス良く。まずは必要道具から。
- 共通:よく切れるハサミ、木工用ボンド(速乾)、綿棒orつまようじ、作業マット
- 茎巻き:フラワーワイヤー(#22~#26)、フローラルテープ、ペンチ・ニッパー
- 花びら:クレープ紙(中厚から)、型紙(任意)、ホットボンド(大型作品)
フローラルテープで茎を仕上げる手順(入門)
- 下準備:ワイヤー先端をほんの少し曲げて返しを作る(抜け防止)。花頭の固定部に軽くボンド。
- 巻き始め:テープ端を茎に斜め当て、軽く引っ張りながら1〜2周重ねて固定。引っ張るほど粘着が出る。
- 本巻き:斜め下方向に進みつつ、半分重ねで均一に下へ。段差や分岐部は少しテンション強めで馴染ませる。
- 仕上げ:終端は裏側でカットし、軽く押さえて密着。必要なら新しいテープで巻き戻して厚み調整。
- コツ:粘着が弱い時は“指の温かさ+引き伸ばし”で立ち上がりを促す。手汗が多い日は乾いた指で。
クレープ紙で花びらを成形する手順(入門)
- パーツを切る:しわ方向を意識し、型紙に沿って花びらを複数枚カット。しわが縦=丈方向に来ると伸びで丸みを作りやすい。
- 縁を成形:花びらの縁を親指と人差し指で軽く引き、波打ちや丸めを作る。薄手は優しく、厚手は少し大胆に。
- カップ成形:中央部を親指で押し上げ、底に丸み(カップ)を作る。破れが怖い場合はまず小片で練習。
- 接着:花心→内側花びら→外側花びらの順で、点付けで固定。ボンドの付けすぎはテカリ・染みの原因。
- 最終調整:外周を軽く引き伸ばし、表情を整える。必要なら厚手紙の細片で裏当てして補強。
失敗あるあると対処法
① テープが密着しない:強く引き伸ばしていないか、指が湿っている可能性。
→ 少しテンションを上げ、乾いた指で押さえ直す。終端は裏で2周重ね。
② 薄手の花びらが破れる:伸ばし過ぎが原因。
→ 動作を小さく分け、縁だけを少しずつ。まず中厚紙で練習してから薄手へ。
③ 立体感が出ない:濃淡が単色で平坦。
→ 同系色を2〜3段階用意し、内側を明るく外側をやや濃く。中心に黄色・緑を差すと締まる。
④ ワイヤーの段差が目立つ:分岐部に厚みが足りない。
→ その箇所だけ先に短く下巻きし、上から本巻きで段差を馴染ませる。
口コミ・評判
実際に使った人の声を要約(Cocoon装飾)しました。道具や接着剤との相性もポイントです。
良い口コミ
悪い口コミ
販売チャネル比較(まとめ)
| 販売チャネル | 得意分野 | 価格帯の目安 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 100均 | お試し・少量補充 | 110円 | 安い・すぐ買える | 色数や厚みが限定 |
| 手芸店 | 色数・厚み・大判 | 300〜700円 | 選びやすい・質感確認 | 人気色は欠品も |
| ホームセンター | テープ・ワイヤー・ツール | 300〜800円 | 関連資材を一緒に買える | 店舗差が大きい |
| 通販 | 多色・厚手・まとめ買い | 500〜1,800円 | 選択肢・在庫が豊富 | 質感はレビュー頼み |
上質素材を選ぶときの目印(ブランドの話)
伸びのコントロールがしやすい海外製の上質クレープ紙は、花びらの表情づけが楽になります。例えば、Cartotecnica Rossi(ロッシ)のようなブランドは、色味の美しさと張り×伸びのバランスが秀逸。多色展開で同系濃淡を揃えやすいので、立体感づくりの練習にも向きます。まずは国内手芸店や通販で「イタリア製」「伸縮率表記あり」を目印に選ぶと失敗が少なくなります。
きれいに仕上げるコツ(初心者向け)
- テープは“引っ張りながら”巻く:粘着が立ち上がり密着度UP。巻き終わりは裏側でカット。
- 紙は“繊維方向”を意識:しわの向きに沿って軽く伸ばすと、花びらのカーブが自然。
- 接着は控えめに:ボンドの付けすぎは染み・テカリの原因。綿棒やつまようじで点付け。
- 色合わせ:グリーンのテープは濃淡を用意。花材や葉の色に近い方が仕上がりが上品。
- 作業順:小片で試作→本番。いきなり一輪完成を目指さず、花心だけ/1枚だけから。
購入時・保管時の注意点
・色移り:湿気があると色移りしやすいので、保管場所に注意。
・厚みとサイズ:用途に対して薄すぎ・小さすぎは失敗のもと。作品サイズから逆算を。
・粘着立ち上がり:フローラルテープは“引っ張る”前提で選ぶ。レビューで扱いやすさを確認。
・保管:直射日光を避け、湿気の少ない場所に。ファイルや筒状ケースに入れると端つぶれ防止。
・工具の準備:よく切れるハサミ/ペンチ/ワイヤーがあると作業が早い。
よくある質問(FAQ)
Q. フローラルテープはボンド要らず?
A. 基本は引き伸ばし粘着で密着します。剥がれやすい箇所はごく少量のボンド補強が安全。
Q. クレープ紙の厚みはどれを買うべき?
A. 初心者は中厚が無難。薄手は繊細表現に向くものの破れやすく、厚手は強度と形保持に有利です。
Q. 色の選び方は?
A. 花びらは同系色の濃淡ペアで用意すると立体感が出ます。茎巻きは花材に近いグリーンが基本。
まとめ
クレープペーパーは用途によって選ぶ素材が違うのが最大のポイント。茎巻き=フローラルテープ、花びら=クレープ紙。近場で手早くなら100均・手芸店、色や厚み・大判・まとめ買いなら通販が最有力です。
最初の一歩は、中厚のクレープ紙(2〜3色の濃淡)と定番グリーンのフローラルテープ。まずは小さな一輪→ミニブーケ→壁面装飾へと段階を踏むと失敗が少なく、技術も自然に上がります。道具を整え、楽しく安全にクラフトをはじめましょう。





























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