車庫やガレージのシャッターに付いている、指をかけるパーツは「取っ手(手掛け)」と呼ばれます。
プラスチック製のものが多く、紫外線や経年劣化で割れてしまうことも少なくありません。
この記事では、シャッター取っ手が買える主な販売店と、それぞれの特徴・選び方を分かりやすく整理します。
1. 楽天市場で買えるシャッター取っ手
楽天市場では、三和シャッター・文化シヤッター向けの純正品や互換品が多数販売されています。
代表的な商品例
- 三和シャッター用 樹脂製取っ手(小・大/グレー・サンドベージュなど)
- 文化シヤッター用 樹脂製取っ手(H4型、エスプリ用ワイド手掛け など)
- 和気産業(WAKI)のシャッター手掛(SP-01〜SP-05シリーズ)
価格帯は、樹脂製の小サイズで1個あたり数百円〜、2個セット・4個セット・10個セットといった
まとめ売りもあります。送料無料の商品も多く、色(ホワイト/ライトグレー/サンドベージュ/ブラックなど)や
個数を選びやすいのがメリットです。
口コミレビューで「穴サイズが合った」「純正と同じように使えた」といった声も多く、
既存シャッターの補修・交換用途で選びやすいラインナップになっています。
2. Amazonで買えるシャッター取っ手&補助ハンドル
Amazonでも楽天同様、メーカー純正のシャッター取っ手が多数販売されています。
具体的には、次のような商品があります。
- 三和シヤッター製手掛け 樹脂製(ベージュ/グレーなど)
- 文化シヤッター製手掛け ABS樹脂製【HA4型】
- 和気産業(WAKI) シャッター手掛 SPシリーズ(SP-03・SP-04・SP-05 など)
こちらも価格帯は数百円クラスで、翌日配送・送料無料の商品が多いのが特徴です。
DIYで早めに交換したい場合、Amazonを選ぶメリットは大きいです。
汎用の「貼るだけ補助ハンドル」もある
Amazonでは、シャッター専用品ではない「両面テープ式の補助ハンドル」も多数販売されています。
これらは、窓や網戸、引き出し、戸棚などにも使える汎用品で、
シャッターの穴位置が合わない・補助的に持ち手を増やしたいときに便利です。
ただし、純正のシャッター取っ手を置き換えるパーツとは別物なので、
元の取っ手と完全に同じ見た目・固定方法にしたい場合は、三和シャッター・文化シヤッターなど
メーカー名が明記されている商品を選ぶ方が無難です。
3. ゴム・スポンジ専門通販サイト(シャッター隙間ふさぎ系)
ゴムシートやスポンジ、クッション材を扱う専門通販サイトでも、
シャッター隙間ふさぎ用品と一緒に「シャッター取っ手(手掛け)」が販売されています。
代表的なラインナップの例
- WAKI シャッター手掛 大 SP-01 K6M サンド(三和シャッター純正)
- WAKI シャッター手掛 大 SP-02 K6M ライトグレー(三和シャッター純正)
- WAKI シャッター手掛 小 SP-03 KE6 サンド(三和シャッター純正)
- WAKI シャッター手掛 小 SP-04 KE6 ライトグレー(三和シャッター純正)
- WAKI シャッター手掛 小 SP-05 ホワイト(文化シャッター純正)
いずれも税別598円(658円税込)程度で販売されていることが多く、
「壊れた取っ手の補修・交換用」としてメーカー名と一緒に案内されています。
ゴム・クッション材も一緒に購入できるので、シャッターの隙間風対策や防音対策もまとめて行いたい場合に便利なルートです。
4. ホームセンター(コーナン・カインズ・DCM など)
実店舗のホームセンターでも、シャッター用の手掛け(取っ手)を取り扱っているお店があります。
ただし、店舗や地域によって在庫状況が大きく異なるため、必ずしもどこでも購入できるわけではありません。
見つかりやすい売り場イメージ:
- 建材コーナー(アルミサッシ・シャッター部材の棚)
- 金物コーナー(ドア金物・取っ手・丁番・戸車周辺)
- 補修部材コーナー(戸当たりゴムやパッキンと同じ棚)
店舗在庫がない場合でも、型番や寸法が分かれば取り寄せ対応をしてもらえるケースもあります。
事前に店舗に問い合わせてから行くとムダ足になりにくいです。
5. 工具・資材通販(モノタロウなど)
モノタロウのような業務用・法人向け色が強い通販サイトでも、
和気産業(WAKI)やメーカー純正のシャッター用手掛けが販売されています。
特徴としては、
- まとめ買い・大量購入に対応しやすい
- 掛け払い・法人向けの決済手段が選びやすい
- 他の建築金物や資材と一緒に一括発注できる
工務店・設備業の方や、複数台のシャッターをまとめて補修したい事業者には使いやすい販路です。
6. 失敗しないシャッター取っ手の選び方
シャッター取っ手は、見た目が似ていても、穴のサイズやメーカーが違うと取り付けできません。
購入前に、次のポイントを必ず確認しましょう。
① シャッターのメーカー名を確認する
まず、シャッター本体やラベルで「三和シャッター」「文化シヤッター」「LIXIL」などのメーカー名を確認します。
商品説明に「三和シャッター用」「文化シャッター純正品」などの記載があるものを選ぶと、サイズが合いやすくなります。
② 穴のサイズ(切欠き穴)を測る
取っ手を外し、シャッターの切欠き穴の「縦×横」サイズを測ります。代表的なパターンは次の3つです。
- 縦20mm × 横103mm … 大サイズ(SP-01・SP-02など)
- 縦20mm × 横78mm …… 小サイズ(三和シャッター用 SP-03・SP-04など)
- 縦19mm × 横73mm …… 小サイズ(文化シャッター用 SP-05など)
商品ページに「切り欠き穴:縦20×横78mm用」などと書かれているので、
自宅のシャッターの穴寸法と一致するものを選んでください。
③ 色と素材を選ぶ
色は、ホワイト/ライトグレー/サンド(ベージュ)/ブラウン/ブラックなどがあり、
シャッター本体の色に近いものを選ぶと違和感が出にくくなります。
また、金属製(ステンレス)タイプは耐久性に優れますが、価格は樹脂製よりも高めです。
④ 工具不要で交換できるタイプが多い
樹脂製の純正シャッター取っ手は、基本的に工具不要で「外す → 新しい取っ手をはめ込む」だけで交換できるタイプが主流です。
一般的な交換手順:
- 古い取っ手(手掛け)を前側から取り外す
- シャッターの切欠き穴の「縦・横」を測る
- 穴サイズ・メーカーに合う取っ手を購入する
- 新しい取っ手の突起部分を先に穴へ差し込む
- 正面からしっかり押し込んで固定する
- 裏側から突起がきちんとハマっているか確認する
少し力は要りますが、斜めにならず、浮きがなければ取付完了です。
7. まとめ|ネット通販+寸法チェックで失敗しない
シャッター取っ手(手掛け)は、
- 楽天市場・Amazon:メーカー純正品・互換品が豊富で、レビューも多く選びやすい
- ゴム・スポンジ専門通販:シャッター隙間ふさぎなどとまとめ買いしやすい
- ホームセンター:店舗によっては建材コーナーで購入可能(ただし在庫は店舗差あり)
- モノタロウなどの資材通販:法人・業者向けのまとめ買い向き
いずれのルートで購入する場合も、「メーカー名」と「穴のサイズ(切欠き寸法)」を確認してから選ぶことが最重要です。
条件さえ合っていれば、ネット通販で純正品に近い取っ手を手軽に購入でき、
自分で簡単に交換してシャッターの使い勝手を改善できます。